田坂広志 著、ダボス会議に見る世界のトップリーダーの話術を読んだ

プレゼンや人前での発言をもっと上手にやりたくて、ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術を読んだ。

内容は、

世界のトップリーダーにとって、グローバルな会議でのスピーチの場は、一国の将来を背負った、まさに「戦場」であり、彼らは、その戦いに勝つための「高度な話術」を身につけている。
本書では、ダボス会議やTED会議などのメンバーとして、その姿を間近で見てきた著者が、「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」など、一般には語られることない、トップリーダーたちの「15の話術」を紹介する。

読み終わってみると、一冊の本というよりかはダボス会議に何回か出てみて「そういえばすごいスピーチってこういう感じだったな」っていうメモをまとめて読んだ感じ。
スピーチを勉強するときの入門としては内容も軽く、カジュアルに読めてよかったけど、ガッツリ勉強するぜ!っていう状況だと物足りないと思う。

読んでいてハイライトした箇所は下記。

すなわち、ダボス会議において世界のトップリーダーである徴収が見ているのは、「何を語っているか」ではない。「誰が語っているか」をこそ、見ている。

すなわち、スピーチや討論においては、「姿勢」「表情」「眼差し」「身振り」「仕草」「声の質」「リズム」「間」「余韻」など、「言葉を超えたメッセージ」によって伝わるものが、かなりの比重を占めるのである。

「舞台の上で、一人の人物になり切って、ある情感を表現する」
「同時に、その自分を醒めて見ている、もう一人の自分がいる」
ときに、熟練の役者や俳優は、こう付け加える時さえある。
「その二人の自分を、さらに遠くから見ている自分がいると、最高の状態だ」

レーガンは、そのモンデールの攻撃に対し、真っ向から反論するのではなく、ただ静かに微笑み、その攻撃の言葉を柔らかく受け止め、優しい雰囲気で手を広げ、少し困惑した表情で肩をすくめたのである。
ただ、それだけの仕草。
ただそれだけの仕草なのだが、このレーガンの表情と仕草で、形勢は逆転。
なぜなら、その瞬間に、テレビに映し出されている映像は、「相手を舌鋒鋭く攻撃する悪辣なモンデール」と「攻撃されても微笑みを絶やさない好人物レーガン」という印象になってしまったからである。

競争戦略・ウェブナビゲーション・プレゼンにはストーリーが重要らしいよ。

この連休中に本をいつもより読んだ。

今、平行して読んでいる本3つに共通するのは「ストーリー」。
今、自分に関係があることは「ストーリーをいかに組み立てるか」なのか。

「ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件」では、「ストーリーとして成立するものこそが戦略」。
マブチモーターの「小型モーターの標準化」「生産のオフショア」戦略を例示。
風が吹けば桶屋が儲かる的な?会社に置いててしかもまだ読み終わってないけど。

「デザイニング・ウェブナビゲーション ―最適なユーザーエクスペリエンスの設計」では「ナビゲーションとは、設計者がストーリーを立てて、ユーザーにそれをトレースしてもらうこと」。
数多くあるナビゲーションパーツを機能やユーザーに与える印象ごとに体系化。
本を読むようにサイトのページを見てもらって最終的にCVさせる的な?まだ読み終わってないけど。

「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則」では「プレゼンとは演劇であり、スライドなんかよりもストーリーが大事」。
インテルへの移行を説明したプレゼンは秀逸らしい。(6:04あたりから)

聞いている人に体験してもらうということ?まだ読み終わってないけど。

結局、何かをコントロールするには事前にストーリーを作ってそれが実現するような打ち手を出して、実行するっていう普通の結末に収束しそうだけど、それはそれで。